Thunderbird における編集の設定について

ばたばたしているうちに6月も終わりそうである.今月は,まったくブログを書かなかった.これではいけないということで,急遽エントリを書くことにした.

私は通常,Emacs 上の Wanderlust というメーラーを使っており,また Gmail も愛用しているのだが,最近(でもないが)Windows では Thunderbird を使い始めた. Thunderbird にはデフォルトで SPAM メールフィルタもついており,その他いろいろな機能もあって使いやすいメーラだと思うのだが,メールを出す際,本文に以下のような変更が加えられることに悩まされていた:

  1. 先頭の(いわゆる)半角スペースを削除してしまう(全角スペースは削除されない)
  2. 長い行が勝手に改行される(いわゆる全角で,35文字目のところで改行が入る)


特に 2. の挙動については,「ツール」→「オプション」→「編集」タブで,たとえば「プレーンテキストメッセージを1000文字で改行する」などと設定しても勝手に改行が入るので,当惑していた.
この点については,追記(2010/9/24)も参照ください

これらについては,いろいろと試行錯誤したり調べたりした結果,HTML形式で編集しているのが原因であるということがわかった.最終的なメールが「text/plain」形式であったとしても,編集時にHTML形式であれば,上記のような変更が加えられるようである.なお,HTML形式ではなくプレーンテキスト形式でメールを編集するためには,「アカウント設定」→「編集とアドレス入力」のところで,「HTML形式でメッセージを編集する」のチェックボックスのチェックを外せばよい(デフォルトではチェックが入っている).もちろんこの際,長い行を折り返さないようにするためには,上記のように「ツール」→「オプション」→「編集」タブで改行文字数を大きめに設定する必要がある.

このあたりの設定は非常に分かりにくいと思うのだが,どうだろうか.私があまり Thunderbird に慣れていないせいかもしれないが.いずれにせよ,私と同様にはまる方がいらっしゃるかもしれないので,ここに書いておくことにした.


追記 (2009年9月9日)
コメント欄で,gjさんに有用な情報を教えていただきました.HTML形式でメールを作成したとしても,メール形式を「整形済み
」と指定すれば,入力したままの形でメールが作成されるようです.具体的には,HTML形式でメールを作成する場合,編集ウィンドウで件名の下に編集メニューバーが現れると思いますが,そこのいちばん左のセレクトボックス(デフォルトが「本文のテキスト」となっているところ)で「整形済み 
」と指定します.試してみたところ,確かに入力したままの形でメールが送られるようでした(先頭の空白もそのまま,勝手な改行もされない).HTMLメールを頻繁に書く必要がある方は,この編集方法のほうが便利かもしれません.貴重な情報をありがとうございました.



追記 (2010年9月24日)
メール編集時の,一行の最大文字数の設定については,Thunderbird のバージョン3以降で方法が変更されたようです.具体的には,メニューバーから,「ツール」→「オプション」とし,そこで「詳細」タブを選択します.この「詳細」タブの中にはさらに複数のタブがありますが,そこで「一般」タブをクリックすると,「高度な設定」のところに「設定エディタ」ボタンが見つかります.そのボタンをクリックし,ポップアップしたウィンドウでさらに「細心の注意を払って使用する」をクリックすると,設定エディタが起動します.そこで,設定名「mailnews.wraplength」の値が,一行の最大文字数となっています(デフォルトでは72).この値を,適宜変更してください(たとえば1000など).そのためには,たとえばまず,フィルタに「wraplength」と入力してください.そうすると,mailnews.wraplengthだけがマッチするはずです.そこで,mailnews.wraplengthをダブルクリックすると,ポップアップウィンドウが開き,値を設定することができます.このとき,他の設定の値を変更しないよう,十分注意してください.

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