ブログ開設8周年と進撃の巨人と創造ということ

先日,ウェブリブログの事務局から,恒例の以下のようなメールが送られてきました:
日付: 2013/06/18 08:01
件名: 祝ブログ開設8周年!

○━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━●
  ブログを開設してから、もうすぐ8周年!!
●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━○

ウェブリブログに登録してから、あと2日で8周年になります。
ウェブリブログ事務局のまーさです。
ご利用いただき、ありがとうございます!

A Day in the Life
http://dayinthelife.at.webry.info/


この8年間にあなたのブログで生み出された訪問回数は・・・

298976 件 になります。

(以下略)


ブログ開設から8年になるとは,月日がたつのは本当に早いものです.ユニークアクセスも30万を超えそうで,読んでくださった方には本当に感謝したいと思います.

残念ながら,最近は月1回も更新できていませんが,ここ数年は,この開設お祝いメールが送られてきたら何かエントリを書くことにしているので,今回も何か書いてみたいと思います.



twitter では何回かつぶやいたのですが,4月ごろに Kindle を購入し,ここ2ヶ月ほど,とにかく暇さえあれば Kindle で漫画ばかり読んでいました.おかげで仕事その他に多大な支障をきたしてしまったのですが,ようやく Kindle 熱も仕事も一段落ついたところです.

その際買った漫画には,いま話題の「進撃の巨人」が含まれます.とはいえ,3巻まで買ったところで他の漫画に浮気してしまって,放置状態ですし,アニメも見たことがないので,残念ながらあまり熱心な読者とはいえません.それでも,これまでは進撃の巨人が話題になっても完全にスルー状態だったのが,ネットで面白そうな関連記事を見かけたときは,読むようにはなっています.

たとえば,tumblr 経由で知ったのですが,進撃の巨人の作者である諫山創は,ブログ「現在進行中の黒歴史」を書いておられるようですが,そのエントリの中に,しみじみ考えさせる内容がありました.

「グッド・オールド・デイズ」って曲が好き
http://blog.livedoor.jp/isayamahazime/archives/7913784.html

(中略)
アニメが百点満点中、二億点なおかげですごい
進撃の巨人が有名になって、それが大変嬉しいのですが...

同時に寂しさも感じています、それは、もう自分は作家として
進撃の巨人を超えるものは作れないだろうなという予感です

だとすれば、この頂点を登りきった後は
死ぬまで続く下り坂を歩み、時々振り返っては
「あの時はよかったな~」 とつぶやきながら生きていくのでしょう

もちろん、人間の出来損ないのような自分にとってすれば
あまりにもでき過ぎた妄想のような日々でしたので
わずかな悩みを拡大解釈して正気を保とうとする
自衛行為かもしれないんですけど

あのころは騒がしかったな~

でも...あの時だけだったな...


そう思えば、あの頃体験した良いニュースも悪いニュースも
その全てがいつかは、自分の財産だったように感じるのでしょう
だから最近はよくビデオカメラでなんでもない日常を
撮っておきたいと思うようになりました。



Wikipedia の進撃の巨人のエントリによれば,この漫画は10巻で2000万部以上売れたそうで,また,アニメも大ヒット中であるということです.いわゆるメディアミックスとして,メガヒットと言えるのではないでしょうか.

そしてまた,驚くべきことに,Wikipedia の諫山創のエントリによれば,作者はまだ26歳であるということです.上記のブログのエントリでは,この若さで進撃の巨人のような大ヒット作品をうみだしたことに対するとまどいや不安が,赤裸々な形で述べられています.

それにしても,26歳で,今後それ以上の作品をつくることはできないだろうという思いは,ひやりとしてそして確かな重みをもって我々の心に伝わってきます.井上ひさしはその小説「手鎖心中」でものづくりの地獄を描きましたが(本ブログのエントリ),たとえその地獄を乗り越えたとしても,その先には別の地獄が待っているだけなのです.

それでも我々は,新しいものを作っていかなければならない.そして,真の喜びや美しさというものは,その地獄の道にしかないように思われるのです.だとしたら,人間とはなんと業の深い存在なのでしょうか.

26歳の作者がこれから生きていく道は,いろんな意味で大変なものであるかもしれません.それでも,ほとんどのクリエイターは進撃の巨人のような大ヒットを生み出すことはできませんし,それだけでも幸福なことでしょう.そして,この作者の26歳以降の長い人生で,進撃の巨人以上の作品を生み出せることを,私自身のためにも祈らずにはおられません.



関連エントリ:


追記(2013年7月3日)

このエントリを書き,いい機会だと思ったので,残りの4巻から10巻(最新刊)まで Kindle で購入しました.荒削りではあっても,従来の漫画の型にはまらないようなパワーを感じ,面白いと思いました.やはり,売れているのは理由がありますね.今後の展開が楽しみです.アニメも機会があったら見てみようと思います.




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